鳩ぽっぽ
よろずにかきちらしてまする。
2008'08.20.Wed
真面目な将望書いてると疲れることが分かりました。
精神的に、だってどう転んでも暗い…!
もう90%できてるのになかなかできない、あの長い文。
三本文章同時進行してるから余計にできない。でもしたくなる同時進行
前にもかいた気がしますが、真面目にサイト回想しないと永遠に改装中になると思うので、簡素ながらなんとかします。
もう簡素に、ぱぱっと。
P4にはまってるせいか、黄色をバックグラウンドにしたくなります。そして黒字。P4カラー!
あれなんかゲーム系サイトみたいになってきてます。
私には縁がねーやとか思ってたのに、すっかりメインがゲームだ、どう転んだんだろう…。
そいやP4、実は書きたいです。
堂島一家とかりせとか。主りせってあんま見ないんですけど、好きなんだよりせー!
さみしいから自家発電を…陽介とかは充実してるのになー割と
汁とかさえなきゃホモでも普通に見れる不思議
大手さんとかでもP4は結構話題に出ててうれしー
大抵主人公か陽介か菜々子か足立(人気ですよねー)か直人かって感じですけど
みた感じ、陽介が人気者ですね
私の中でもかなりの人気ですけど勿論!
こんなにいい面ばかりで好感もった男キャラいないわーってくらい
親友的な意味で
2週目はじめましたけど、ゴミ箱かぶったり、ギコギコ自転車のってる陽介が、なつかしいやら可愛いやらで大変です。
みんな初々しい!
特に雪子。まだもじもじしてる
精神的に、だってどう転んでも暗い…!
もう90%できてるのになかなかできない、あの長い文。
三本文章同時進行してるから余計にできない。でもしたくなる同時進行
前にもかいた気がしますが、真面目にサイト回想しないと永遠に改装中になると思うので、簡素ながらなんとかします。
もう簡素に、ぱぱっと。
P4にはまってるせいか、黄色をバックグラウンドにしたくなります。そして黒字。P4カラー!
あれなんかゲーム系サイトみたいになってきてます。
私には縁がねーやとか思ってたのに、すっかりメインがゲームだ、どう転んだんだろう…。
そいやP4、実は書きたいです。
堂島一家とかりせとか。主りせってあんま見ないんですけど、好きなんだよりせー!
さみしいから自家発電を…陽介とかは充実してるのになー割と
汁とかさえなきゃホモでも普通に見れる不思議
大手さんとかでもP4は結構話題に出ててうれしー
大抵主人公か陽介か菜々子か足立(人気ですよねー)か直人かって感じですけど
みた感じ、陽介が人気者ですね
私の中でもかなりの人気ですけど勿論!
こんなにいい面ばかりで好感もった男キャラいないわーってくらい
親友的な意味で
2週目はじめましたけど、ゴミ箱かぶったり、ギコギコ自転車のってる陽介が、なつかしいやら可愛いやらで大変です。
みんな初々しい!
特に雪子。まだもじもじしてる
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2008'08.18.Mon
夏コミの時期ということで、ちょこちょこ将望本を買っていますが、
なんていうか幸せーです。
でも全盛期に出会いたかったなーくっそーとハンカチ噛みたい。
ぶっちゃけ遙か4にハマりきれてない私としては(ていうかほったらかしてるんで、ハマるもなにもないんですけども)うおおお早くクリアしなきゃ!
て感じなんですが、将望が1年以上たっても燃え盛ってるのでどうしようも。
そういや自分で創作すると、望美がまあまあユーザー任せなのでどうキャラ付けしていいか分からなくなるので困ります。
将臣の歳越えたものの、そこそこ周囲の男女の感じから、言葉遣いとかは分かるので取り入れてますが、現代的すぎて言葉が分かりにくくなったり、どこまでをどう分かりやすくとりいれるか、その難しさにも直面したり。
特に望美!望美像が難しいです。
台詞でいえば、「~だよね」が基本のしゃべり方だと思いますが、「~かな」とかのパターンで乗り切れる台詞回しばかりではないし。
むっかしいネオロマ!
千尋のが現代的?というか身近な感じはしました。話し方。
もう開き直ってあんまり気にしないようにしてますが、…やっぱ気になる。
・遙か3創作に関して
無印本編中とかはもう書くことないくらいだと思うので、明るい話やそこそこ創作しやすいED前・後を書くのを基本にしてますけど、二人のあり方、とかもむずかしい。
幼馴染で手つないでマフラー巻いて、同じ毛布で平気で眠れてって
どんなニブチンどもなんだよ!
将臣に彼女いたかも話とか書いてはいますけども、実際はいないだろうなーと思います。遠慮しちゃうて望美といちゃついてるのみたら。
譲状態になるって。(半ば諦めの境地)
いたら面白いんですけどね、でもいないのもどーなのよと。
いかにもモテそうなタイプですし。(花火見に行くのに、なんで来なかったのーのときにも、望美が女の子残念がってたとかいってましたし)
女に興味がないわけないだろうし、かといって興味ないことには関心なさそうだし、面倒だったのか、無意識に望美意識してたからつくる気がなかったのか。
ゲーム以前なら、胸触ろうが「割とあるな」とか平気な顔してそうなのが手におえません。
望美は望美で、恥ずかしいし怒るけど他の男にされるほどではなさそう。
考えるほど、なんていうか大丈夫なのかこの二人。と思うのでした。
距離感をゲームどおりにしていくと、幼馴染とかふざけてんの?みたいな
親友でも兄妹でもそこまでやるには、違和感があります。
はー両者の認識がよくわからんのでした。
・P4
の本がほしいです。
りせと主人公か、オールキャラものが…!
王道は雪子ぽいですけど、りせがいいな
陽介と主人公がバカやってるコンビ本とかもよみたい。
陽介好きすぎる。なんでモテないんだ下ネタがっかりイケメンであっても!
あんなに良い奴なのに
サイトを巡ってるんですが、ホモだろうがなんだろうがニコニコしてみてしまいます。ホモだめなんですけどね私、でもなんか陽介と主人公がいるだけで嬉しいというか、こいつら好きだー状態になります
そして菜々子が大好きなんだと再認識しました
割と本気で嫁になればいいのに!
なんていうか幸せーです。
でも全盛期に出会いたかったなーくっそーとハンカチ噛みたい。
ぶっちゃけ遙か4にハマりきれてない私としては(ていうかほったらかしてるんで、ハマるもなにもないんですけども)うおおお早くクリアしなきゃ!
て感じなんですが、将望が1年以上たっても燃え盛ってるのでどうしようも。
そういや自分で創作すると、望美がまあまあユーザー任せなのでどうキャラ付けしていいか分からなくなるので困ります。
将臣の歳越えたものの、そこそこ周囲の男女の感じから、言葉遣いとかは分かるので取り入れてますが、現代的すぎて言葉が分かりにくくなったり、どこまでをどう分かりやすくとりいれるか、その難しさにも直面したり。
特に望美!望美像が難しいです。
台詞でいえば、「~だよね」が基本のしゃべり方だと思いますが、「~かな」とかのパターンで乗り切れる台詞回しばかりではないし。
むっかしいネオロマ!
千尋のが現代的?というか身近な感じはしました。話し方。
もう開き直ってあんまり気にしないようにしてますが、…やっぱ気になる。
・遙か3創作に関して
無印本編中とかはもう書くことないくらいだと思うので、明るい話やそこそこ創作しやすいED前・後を書くのを基本にしてますけど、二人のあり方、とかもむずかしい。
幼馴染で手つないでマフラー巻いて、同じ毛布で平気で眠れてって
どんなニブチンどもなんだよ!
将臣に彼女いたかも話とか書いてはいますけども、実際はいないだろうなーと思います。遠慮しちゃうて望美といちゃついてるのみたら。
譲状態になるって。(半ば諦めの境地)
いたら面白いんですけどね、でもいないのもどーなのよと。
いかにもモテそうなタイプですし。(花火見に行くのに、なんで来なかったのーのときにも、望美が女の子残念がってたとかいってましたし)
女に興味がないわけないだろうし、かといって興味ないことには関心なさそうだし、面倒だったのか、無意識に望美意識してたからつくる気がなかったのか。
ゲーム以前なら、胸触ろうが「割とあるな」とか平気な顔してそうなのが手におえません。
望美は望美で、恥ずかしいし怒るけど他の男にされるほどではなさそう。
考えるほど、なんていうか大丈夫なのかこの二人。と思うのでした。
距離感をゲームどおりにしていくと、幼馴染とかふざけてんの?みたいな
親友でも兄妹でもそこまでやるには、違和感があります。
はー両者の認識がよくわからんのでした。
・P4
の本がほしいです。
りせと主人公か、オールキャラものが…!
王道は雪子ぽいですけど、りせがいいな
陽介と主人公がバカやってるコンビ本とかもよみたい。
陽介好きすぎる。なんでモテないんだ下ネタがっかりイケメンであっても!
あんなに良い奴なのに
サイトを巡ってるんですが、ホモだろうがなんだろうがニコニコしてみてしまいます。ホモだめなんですけどね私、でもなんか陽介と主人公がいるだけで嬉しいというか、こいつら好きだー状態になります
そして菜々子が大好きなんだと再認識しました
割と本気で嫁になればいいのに!
2008'08.17.Sun
てことで全部終わりました。
真ボスと戦いの最中、ほろっときてしまいました。
今回本当に仲間がいい。みんな大好きです。主人公を通して、本当につながってる感じがしました。これはゲームでは初めての感覚!
ボス戦ですが、ノーマルLv82で2時間くらい?かかって倒しました。
いや多分四十分くらい中断してたんで、一時間半くらいだと思うんですけども。
クマのがギリギリだった気がします。
けど、不屈の闘志がなきゃHP0で死んでました。
必殺スキルなので、使われたらイゴールこんちわしかないと思うんですよアレ。(雪子が一度ドクロつきました)
よかった不屈の~スキル持ちペルソナつけといて!0になったけど、全回復して事なきを得ました。
やっぱ陽介千枝雪子がパーティーなら最強。バランスがいいです。
千枝のゴッドハンドがやっぱつえー。
みんなコミュマックス組ですし。
楽しかったですP4。充実してました。いいゲーム!
乙女ゲーくらいしかまともにクリアしたことないので感動ひとしおです。
次二週目をエキスパートでやろーかなーと。
嫌いなキャラがいないよこのゲーム。
ぼつぼつ遙か4をやろうかなー。落ち着いたし。
戦闘難易度が段違いなのでそこらへん大分違うけども、ノベルゲーに近いですしね。(ジャンルがそもそも違いますし)
新テイルズが大変面白いらしく、CMみるたびにやりたいなーとか思ってます。
ロンゲだー。
真ボスと戦いの最中、ほろっときてしまいました。
今回本当に仲間がいい。みんな大好きです。主人公を通して、本当につながってる感じがしました。これはゲームでは初めての感覚!
ボス戦ですが、ノーマルLv82で2時間くらい?かかって倒しました。
いや多分四十分くらい中断してたんで、一時間半くらいだと思うんですけども。
クマのがギリギリだった気がします。
けど、不屈の闘志がなきゃHP0で死んでました。
必殺スキルなので、使われたらイゴールこんちわしかないと思うんですよアレ。(雪子が一度ドクロつきました)
よかった不屈の~スキル持ちペルソナつけといて!0になったけど、全回復して事なきを得ました。
やっぱ陽介千枝雪子がパーティーなら最強。バランスがいいです。
千枝のゴッドハンドがやっぱつえー。
みんなコミュマックス組ですし。
楽しかったですP4。充実してました。いいゲーム!
乙女ゲーくらいしかまともにクリアしたことないので感動ひとしおです。
次二週目をエキスパートでやろーかなーと。
嫌いなキャラがいないよこのゲーム。
ぼつぼつ遙か4をやろうかなー。落ち着いたし。
戦闘難易度が段違いなのでそこらへん大分違うけども、ノベルゲーに近いですしね。(ジャンルがそもそも違いますし)
新テイルズが大変面白いらしく、CMみるたびにやりたいなーとか思ってます。
ロンゲだー。
2008'08.15.Fri
ダンジョンにトライ中です。
ノーマルEDはみたので、今度は新ED!
あーやっぱみんな大好きです。
続編出してくれないかなー。前作で叩かれてましたけど、これくらい作りこんでくれるなら純粋にプレイしたいです。
出す出すお金ないけどね!
だって面白いし。
いよいよ夢浮橋発売が近づいてきました。
DSかってない!
サモンナイトくらいしかやりたいのがないよDS
ノーマルEDはみたので、今度は新ED!
あーやっぱみんな大好きです。
続編出してくれないかなー。前作で叩かれてましたけど、これくらい作りこんでくれるなら純粋にプレイしたいです。
出す出すお金ないけどね!
だって面白いし。
いよいよ夢浮橋発売が近づいてきました。
DSかってない!
サモンナイトくらいしかやりたいのがないよDS
2008'08.13.Wed
「なんだこれ」
将臣は、目の前にいきなり突き出された小さな四角い包みに、目を白黒させた。
毎度馴染みの、高校からの帰宅時(とはいえ夏休みなので、学校が組んだ特別夏期講習、の帰りであるので少し違う)に、なんだかいつもよりもそわそわと落ち着きのない幼馴染に違和感を覚えながらも、まあ大したことなさそうだしいいだろ。
と気にせず、平時どおりに接し、さて自宅も間近に迫った、といった頃合に、望美は予告もなしに、前述した行動に出た。
「ぷ」
「ぷ?プッてなんだよ」
暑いんだから、早く部屋入りたいんだけど。
額から滑り落ちてくる汗を拭いながら、片目で、低い位置…望美の背は将臣の肩あたりまでしかないので、当たり前だが、胸元あたりに差し出したままになっているブツをみやる。
「わ、分かるでしょ。持ってるじゃん!分かる感じの、片手に!」
「ああこれか」
学校指定の、くたくたになったスクールバックをかけた肩とは逆、目線を下げた手元には、店で貰った大き目のビニール袋をさげている。
そしてその中には、将臣の下駄箱やら机に詰め込まれていたプレゼントが無造作に突っ込まれていた。赤いリボンや黄色、青、と色とりどりにラッピングされたそれは、女の子からの好意で染め上げられたように華やいでいる。
直接手渡しにきた猛者もいたが、彼女らは最大限引き止めたものでも、結局は数分ほどで、荷物を抱えたまま、肩を落として去っていった。
それを知っているくせに、望美は少し不機嫌だった。将臣は理解していていたけれど、いつものようにさらりと受け流してしまえば、好機を逃しかねないと考えたのだ。だから、はぐらかした。
「今日、なんの日か分かってるでしょ!」
「分かってるぜ。俺のたんじょーびだ。祝えよオラ」
頭の上に手のひらをのせると、重みに望美が少し縮んだ。
「じゃあ受け取ってよー」
嫌な顔をして腕を払いのけると、ほら、という言葉と共に、胸に押し付けられる。
しばし笑っていたが、将臣は表情を引締めて、望美の手のひらで温まっていくプレゼントに手を添えた。
「なんで、そんなに緊張してんの?」
「し、してない!ていうか、その…離して!」
ただ添えるだけではなく、望美の両手に、両手を上からかぶせるように添えた。
案の定望美からの抵抗がみられた。言葉だけで、身じろぎもしない。目は泳いでいるし、やけに体温が上がっているように感じる。
いやそれとも、自分の体温が上がっているのだろうか。将臣には判断しかねた。
「離さねえよ。離してほしくないだろ?」
「そんなこと、ないよ…」
「上、向けよ」
「え」
顔を上げた望美の瞳に、将臣がうつりこんでいた。
ああ、やけに真面目な面してんな、とどこか客観的に観察しながらも、本能のまま動く身体を止めようとも思わなかった。
震えた望美が、ぐっと口元を緊張させたけれど、触れると見た目そのままに唇は柔らかかった。あやすように優しく食みながら、心の中で呟いた。
素直になれよ、バカ。
「…聞こえてるよ。バカ」
温んだ息を吸い込むと同時に、現実でも応えるように震えた声がして、瞼を開けると真っ赤な顔の望美が見つめていた。
「なあ、こういう時ってさ。もう一回目閉じるべきだと思うんだよ」
「バ」
「バカで結構」
言い切って、細い肩を抱き寄せると再度唇を重ねて、温度を上げあう。
真夏の蝉が耳についたけれど、このときだけは暑さに酔っ払うに良いBGMとして、心地よく感じた。
fin
*
順序が逆です。
将臣は、目の前にいきなり突き出された小さな四角い包みに、目を白黒させた。
毎度馴染みの、高校からの帰宅時(とはいえ夏休みなので、学校が組んだ特別夏期講習、の帰りであるので少し違う)に、なんだかいつもよりもそわそわと落ち着きのない幼馴染に違和感を覚えながらも、まあ大したことなさそうだしいいだろ。
と気にせず、平時どおりに接し、さて自宅も間近に迫った、といった頃合に、望美は予告もなしに、前述した行動に出た。
「ぷ」
「ぷ?プッてなんだよ」
暑いんだから、早く部屋入りたいんだけど。
額から滑り落ちてくる汗を拭いながら、片目で、低い位置…望美の背は将臣の肩あたりまでしかないので、当たり前だが、胸元あたりに差し出したままになっているブツをみやる。
「わ、分かるでしょ。持ってるじゃん!分かる感じの、片手に!」
「ああこれか」
学校指定の、くたくたになったスクールバックをかけた肩とは逆、目線を下げた手元には、店で貰った大き目のビニール袋をさげている。
そしてその中には、将臣の下駄箱やら机に詰め込まれていたプレゼントが無造作に突っ込まれていた。赤いリボンや黄色、青、と色とりどりにラッピングされたそれは、女の子からの好意で染め上げられたように華やいでいる。
直接手渡しにきた猛者もいたが、彼女らは最大限引き止めたものでも、結局は数分ほどで、荷物を抱えたまま、肩を落として去っていった。
それを知っているくせに、望美は少し不機嫌だった。将臣は理解していていたけれど、いつものようにさらりと受け流してしまえば、好機を逃しかねないと考えたのだ。だから、はぐらかした。
「今日、なんの日か分かってるでしょ!」
「分かってるぜ。俺のたんじょーびだ。祝えよオラ」
頭の上に手のひらをのせると、重みに望美が少し縮んだ。
「じゃあ受け取ってよー」
嫌な顔をして腕を払いのけると、ほら、という言葉と共に、胸に押し付けられる。
しばし笑っていたが、将臣は表情を引締めて、望美の手のひらで温まっていくプレゼントに手を添えた。
「なんで、そんなに緊張してんの?」
「し、してない!ていうか、その…離して!」
ただ添えるだけではなく、望美の両手に、両手を上からかぶせるように添えた。
案の定望美からの抵抗がみられた。言葉だけで、身じろぎもしない。目は泳いでいるし、やけに体温が上がっているように感じる。
いやそれとも、自分の体温が上がっているのだろうか。将臣には判断しかねた。
「離さねえよ。離してほしくないだろ?」
「そんなこと、ないよ…」
「上、向けよ」
「え」
顔を上げた望美の瞳に、将臣がうつりこんでいた。
ああ、やけに真面目な面してんな、とどこか客観的に観察しながらも、本能のまま動く身体を止めようとも思わなかった。
震えた望美が、ぐっと口元を緊張させたけれど、触れると見た目そのままに唇は柔らかかった。あやすように優しく食みながら、心の中で呟いた。
素直になれよ、バカ。
「…聞こえてるよ。バカ」
温んだ息を吸い込むと同時に、現実でも応えるように震えた声がして、瞼を開けると真っ赤な顔の望美が見つめていた。
「なあ、こういう時ってさ。もう一回目閉じるべきだと思うんだよ」
「バ」
「バカで結構」
言い切って、細い肩を抱き寄せると再度唇を重ねて、温度を上げあう。
真夏の蝉が耳についたけれど、このときだけは暑さに酔っ払うに良いBGMとして、心地よく感じた。
fin
*
順序が逆です。
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